◆ 退職金の支払い ケーススタディ

退職金の支給額が800万円、勤続年数が10年5ヶ月の人の場合

1)勤続年数の計算 11年(5か月は1年に切り上げ)
 退職所得控除額を計算 11年×40万円=440万円

2)退職金の支給額から退職所得控除額を差し引き、2分の1にします
 (800万円-440万円)×1/2=180万円

3)上記金額に所得税の税率を乗じて税額を計算します。
    180万円×5%×102.1%=91,890円

◆ 退職所得の源泉徴収額の速算表

課税退職所得金額(A) 税額
195万円以下 {(A) ×5%}×102.1%
195万円超  330万円以下 {(A) ×10%ー97,500円}×102.1% 330万円超
330万円超  695万円以下 {(A) ×20%ー427,500円}×102.1%
695万円超  900万円以下 {(A) ×23%ー636,000円}×102.1%
900万円超 1,800万円以下 {(A) ×33%ー1,536,000円}×102.1%
1,800万円超 {(A) ×40%ー2,796,000円}×102.1%

注1)退職金の支給額から退職所得控除額を控除した後の金額の2分の1に相当する金額
(1,000円未満の端数切り捨て)を課税退職所得金額の欄に当てはめて、税額計算を行ないます。

注2)求めた税額に1円未満の端数があるときは、これを切り捨てます。

 

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